本記事では、Rocky Linux 8 に EPEL と Remi リポジトリをインストールする方法を詳細に解説します。
RockyLinux 標準リポジトリには、必要なソフトウェアがすべて含まれているわけではありません。EPEL と Remi リポジトリを追加することで、利用可能なソフトウェアを大幅に増やすことができます。
epel-releaseインストール
以下のコマンドを実行して、EPEL リポジトリをインストールします。
# dnf install https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-8.noarch.rpm
EPELリポジトリが有効になっていることを確認します。
# dnf repolist epel
repo id repo の名前 状態
epel Extra Packages for Enterprise Linux 8 - x86_64 有効化
Remi’s RPM repositoryインストール
Remi’s RPM repositoryとは、PHPやMySQLなどの最新バージョンやフル機能を提供するサードパーティリポジトリです。
以下のコマンドを実行して、Remi リポジトリの RPM パッケージをインストールします。
# dnf install http://rpms.remirepo.net/enterprise/remi-release-8.rpm
Remi リポジトリはデフォルトで無効化されています。以下のコマンドを実行して、Remi リポジトリが有効化されていることを確認します。
# remi状態確認
# dnf repolist remi
repo id repo の名前 状態
remi Remi's RPM repository for Enterprise Linux 8 - x86_64 無効化
# remi有効化にする
# dnf config-manager --enable remi
# remi状態の再確認
# dnf repolist remi
repo id repo の名前 状態
remi Remi's RPM repository for Enterprise Linux 8 - x86_64 有効化
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